玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、彩り担当になりがちなパセリをたっぷり食べられる、パセリとホタテの豆乳玄米リゾットです。
玄米ごはん … 150g
ホタテ(蒸しor水煮) … 90g
玉ねぎ … 40g
パセリ … 15g
ニンニク … 1/2片
オリーブオイル … 小さじ2
無調整豆乳 … 100ml
水 … 50ml
顆粒コンソメ … 小さじ1
塩胡椒 … 適量
パルメザンチーズ … 大さじ1
❶ 玉ねぎ、パセリ、ニンニクをみじん切りにする。パセリの茎も捨てずに刻む。
❷ フライパンにオリーブオイルを熱し、ニンニク、玉ねぎの順でしんなりするまで炒める。
❸ パセリを加えて軽く炒めてから、ホタテを加えて炒める。
❹ 玄米ごはんを入れ全体に油が回るよう炒める。
❺ 無調整豆乳と水、顆粒コンソメを加えとろみがつくまで煮立たせる。
❻ 塩胡椒で味を整え、最後にパルメザンチーズを入れて混ぜ合わせたら出来上がり。
生米からではなく炊飯後の玄米ごはんで作る簡単リゾットです。
パセリの香りが魚介の風味を引き立てるレシピなので、ホタテをイカやエビなど他のシーフードに置き換えてもおいしく仕上がります。
水の分量はとろみ加減を見て50〜100mlの間で調整してください。
野菜界きっての「彩り担当」パセリ。
お料理の引き立て役として登場するも、お皿の片隅にぽつんと残されている姿ばかりが目に浮かぶ、万年脇役なあの子です。
生で食べると、モサっとした食感で独特の苦味もあるので苦手という方が多いのではないでしょうか。
そんな脇役キャラのパセリですが、実は鉄分とカリウムが豊富で、ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス!食べないなんてもったいない緑黄色野菜なんです。
生食に抵抗のある方におすすめなのが、火を通す食べ方。
加熱することで、モサっとした食感が柔らかく、余計な苦味も飛んで香りが良くなります。
何より、この香りの良さが玄米のような癖強食材とよく合うこと!
白米用の王道レシピを玄米に置き換えるとどうしても玄米の癖が目立ってしまうのですが、パセリを加えるだけで味にまとまりが出ます。
玄米と合わせる以外にも、天ぷらやパスタソースにしてもおいしいですよ。
火を通すだけで脇役から主役食材になれるパセリ、次回のお買い物で是非手に取ってみてください。