玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、ますやみその「玄米こうじ」を使用した、切り干し大根とにんじんがシャキシャキで食べ応え抜群な玄米麹納豆です。
玄米麹 … 100g
納豆 … 3パック(タレとからしは使用しません)
切り干し大根 … 15g
にんじん … 70g
塩昆布 … 10g
醤油 … 大さじ5
みりん … 大さじ3
料理酒 … 大さじ3
ますやみその「乾燥玄米こうじ」を愛用しています、米麹に比べると玄米麹は種類が少なく高価なものが多い中で、コスパの良い商品です。
❶ 切り干し大根を水で戻し、水気をよく絞ったら1cm幅に切る、にんじんは千切りにしておく。
❷ 鍋に醤油、みりん、料理酒を入れて火にかける。
❸ 調味料が煮立ったら、切り干し大根とにんじんを入れ一煮立ちさせる。
❹ 火からおろして少し冷ましてから、玄米麹を入れて混ぜ合わせる。
❺ 完全に冷めるまで待って、納豆と塩昆布を加えよく混ぜ合わせる。
❻ 清潔な容器に移し入れ、冷蔵庫で丸1日寝かせて玄米麹が柔らかくなったら出来上がり。
冷蔵庫で1ヶ月保存できます、容器から出す時は清潔なカトラリーを使用してください。
玄米麹は米麹に置き換えることも可能、塩昆布は減塩タイプを使いましたが種類は問いません、お好みで白胡麻を入れてもおいしいです。
保存食ということもあり味は濃い目です、納豆3パック=3食分ではありませんのでご注意を!ごはん1杯につき40gくらいが適量です。
大豆を納豆菌で発酵させたものが「納豆」植物性タンパク質と食物繊維が手軽に摂取できます。
納豆菌には、腸内の善玉菌を増やす働きがあり消化の促進と腸内環境を整える効果があります。
また、骨粗鬆症予防に効果のあるビタミンK2やカルシウムが豊富で、動脈硬化や高血圧を予防するナットウキナーゼも含まれています。
そして蒸した米に麹菌を繁殖、発酵させたものが「米麹」、味噌や日本酒といった調味料の素にもなる発酵食品です。
麹に含まれる酵素には納豆菌と同じく、消化の促進と腸内環境を整える効果があります。
納豆と米麹、この2つの発酵食品を組み合わせたものが「麹納豆」まさに最強の腸活フードです。
玄米手帖では更に、大根、にんじん、昆布、玄米の栄養も追加してご紹介しました。
お好みで、生卵、温泉卵、しらす、ちくわなどを乗せるとタンパク質倍増、めかぶ、オクラ、とろろなどネバネバ食材を追加すれば食物繊維倍増と、ちょこっとアレンジも可能。
冷奴の上に調味料代わりに乗せて、大豆オン大豆で食べるのもおすすめです。
様々なレシピがある麹納豆ですが、自分好みにアレンジして辿り着いたレシピをご紹介しました。
ついついかき込んでしまいがちな納豆に、シャキシャキ食感が加わるとよく噛み味わって食べられますし、ただの納豆ごはんから野菜も摂れるごはんに昇格します。
卵と一緒に食べれば、納豆と卵でしっかりタンパク質も取れて、朝はこれ1杯で十分、むしろご飯が進みすぎてのが困るくらいです。
栄養価が高く、エネルギーになって、消化しやすくしかも簡単に食べられるもの、朝ごはんの完成形はこれかもしれません。
忙しくても、最初の1食だけは健康を意識しておくと、なあなあになって後悔しがちな時のお守り代わりになりますよ。
たった1食でも「ちゃんと食べた」と思えると心も身体もホッとしますから、麹納豆と冷凍ごはん、パックごはんでもいいです、常備してみてください。