玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、小麦粉のマフィンに負けないくらいふわふわ!でバターたっぷりの贅沢な玄米粉マフィンです。
玄米粉 … 80g
ベーキングパウダー … 4g
無塩バター … 20g
米油 … 20g
砂糖 … 40g
卵 … 1個
牛乳 … 40g
使用した玄米粉はこちら、玄米特有の癖はなく白米の米粉と同じように使っています。
❶ 無塩バター、卵、牛乳は室温に戻し、卵は溶き卵にしておく。
❷ ボウルに無塩バターと米油を入れ、ヘラでバターを潰すように混ぜ合わせる。
❸ 砂糖を加え、泡立て器でふんわりと白っぽい色になるまで混ぜる。
❹ 溶き卵を加え、泡立て器で空気を入れるようにしっかり混ぜる。
❺ 牛乳を加えよく混ぜ合わせたら、玄米粉とベーキングパウダーを入れ、ヘラでダマがなくなりなめらかになるまで混ぜる。
❻ 生地をマフィン型に流し入れ(空気を抜かないように注意)、180℃に余熱したオーブンで25分焼く、途中焦げそうならアルミホイルを被せる。
❼ 焼き上がったら型から外し粗熱を取ったら出来上がり。
牛乳は豆乳へ置き換え可能、砂糖はグラニュー糖でも甜菜糖でもおいしくできます。
バターと米油を1:1で使いましたが、100%バターにするとずっしりした仕上がりになりふわふわ感が損なわれます。
小麦粉のマフィンに負けないくらいふわふわに仕上げるコツは、❸と❹の工程でメレンゲにしてやる!くらいの意気込みで混ぜ合わせ空気をたっぷり入れること。
型に入れた時も、トントンと空気を抜かないようにしてくださいね。
最後にブルーベリーを60g入れると(冷凍でもフレッシュでも可)甘酸っぱいブルーベリーマフィンになります。
バターもお砂糖もたっぷり、甘くて優しいふわっふわの玄米粉マフィンをご紹介しました。
ハレ(非日常)とケ(日常)は食にも言えること。
毎日こってりだと身体に良くはないし、ありがたみも半減してしまいます、反対に贅沢したいのに我慢し過ぎるのも心に良くありません。
ちょっと贅沢したい時に食べたい「ハレのお菓子」と、普段手軽に食べたい「ケのおやつ」、買うにしても作るにしても上手に使い分けると心にも身体にも優しくおいしいですよね。
今回のマフィンは「ハレのマフィン」ですが、脂質もお砂糖も控えめな「ケのマフィン」もご紹介しています、普段のおやつにはこちらをどうぞ!
そろそろ年の瀬ですね、年末年始はハレの日が続きます。
食べ過ぎ呑み過ぎで気持ち悪い…はよろしくないですが、年末年始程度の贅沢なら「心と身体に栄養だ!」と思って食べてくださいね。
せっかくですから、おいしいものはおいしく頂きましょう!