玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジンです。
お米好き編集長の趣味は「玄米ハント」と称した玄米食探索、本日は白米に混ぜて炊くだけで手軽に古代米や発芽玄米を取り入れられる、株式会社雑穀米本舗の「古代米4種ブレンド」をご紹介します。
もくじ
健康そうなイメージはあっても、おいしそうなイメージはあまりないのが玄米。
糠層に含まれる栄養素や食物繊維が魅力の玄米ですが、精米されもちもちとした食感の白米に対し、糠層に覆われた玄米は乾いた食感で糠特有の香りもあるため、苦手意識のある方も多いのではないでしょうか。
玄米手帖では、玄米の特徴を活かしておいしく食べる方法やレシピをご紹介していますので、普段玄米を食べているけれどよりおいしく食べる方法が知りたい!という方は参考にしてみてください。
尚、玄米初心者さんは白米を玄米に置き換えるよりも、気が向いた時にいつもの食事に少しだけ栄養をプラスする気持ちで取り入れるくらいが、ちょうど良いと思います。
株式会社雑穀米本舗は、静岡県に本社を構える2016年創業の食品製造販売会社。
米類豆類を中心とした食品を扱っており、特に雑穀米の種類が豊富です。
今回ご紹介するのは「国産原料100%の古代米4種ブレンド」赤米、黒米、緑米、発芽玄米がブレンドされています。
楽天店では、通常2袋(450g×2)で2500円ですが、スーパーセールやお買い物マラソンに合わせて1348円に値下げされることが多いため、購入時は価格の確認をお忘れなく!
※価格は2025年5月時点、変動の可能性あり。
もち品種の赤米、黒米、緑米と特別製法で作り上げた発芽玄米の4種類が入った古代米ブレンド。
古代米とは、祖先が栽培していた古代の稲が持っていた特色を色こく残す希少なお米。 最大の特徴は、生命力の高さ。冷害、大凶作時にも持ち前の生命力で、被害を受けずに収穫されます。
引用元:株式会社雑穀米本舗
4種類に共通しているのは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル類が豊富なこと。
骨や血液など体の構成成分となり、神経や筋肉の機能を正常を保つために必要なミネラル類は、白米にも含まれていますが、古代米や玄米になるとより多く摂取することができます。
バランスの良い食事を作るのは大変ですが、いつも食べている「お米」の栄養を底上げするだけで、忙しい時の卵かけご飯や納豆ご飯が栄養満点の一品に変わりますよ。
これまで「雑穀米」の類をたくさん試してきましたが、どうもしっくりこないと思う原因のひとつが「雑味」でした。
様々な「雑穀」をブレンドすることで栄養価を上げているのですが、それが仇となり淡白な白米の良さを掻き消してしまうんですよね。
古代米4種ブレンドは、種類の異なる「お米」をブレンドしたものなので、多少食感の違いはありますが白米の味を極力邪魔しません。
見た目は魔女が炊いたような色をしていますが、少しもちもち感が増した「おいしいごはん」です。
白米に混ぜて炊くので玄米特有のモサモサ感もなく、玄米や雑穀米が苦手な方も抵抗なく食べられるお味だと思います。
❶ お米を洗米し炊飯器の目盛り通りの水を加えたら、お米1合に対して大さじ2杯の古代米を加える。
古代米4種ブレンドは無洗米のため、洗米は必要ありません。
❷ 加えた古代米と同量の水を加える。
❸ お米と古代米を軽く混ぜ、2〜4時間程度浸水させてから炊飯する。
上の写真は3時間浸水後、この時点でほんのりピンク色です。
浸水時間が短いと古代米の芯が少し残る印象です、可能であれば3時間は浸水させると白米との食感の差がなくなりより食べやすくなります。
❹ 炊き上がったら、しっかり天地返しする。
炊飯後に冷凍保存しレンジで解凍しても食感や香りに変化はなく、おいしく召し上がれます。
白米よりもちもち感が増すため、パラパラ炒飯などには向きませんが、おにぎりにするととってもおいしいですよ!
玄米初心者さんでも気軽に取り入れられる、ブレンド米をご紹介しました。
玄米手帖では常々「自分の身体に合う食べ物、量、時間を見つけること、そして継続すること」を推奨しています。
おいしく食べられて正しく消化でき、スムーズに排泄できる食べ物、これは人それぞれ異なります。
玄米を食べて調子が悪くなる方もいるはずです。
今、健康に良いと信じて食べているそれは、おいしいですか?正しく消化できていますか?
実はあまり好みではない、膨満感がある、肌が荒れる、そんな時は「健康に良いはず」という思い込みを手放した方が良いかもしれません。
自分の身体に合う食べ物の正解はあなた自身にしかわかりません、溢れる情報や他人の声に惑わされず心と身体の声に耳を傾けてみてくださいね。
玄米初心者さんでもおいしく食べられます!