玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、グルテンフリーとは思えないほどふわふわ&むっちり食感がおいしい、黒糖と玄米粉で作る簡単蒸しパンです。
玄米粉 … 60g
ベーキングパウダー … 4g
卵 … 1個
粉末黒糖 … 30〜40g(お好みで)
米油 … 5g
無調整豆乳 … 80ml
使用した玄米粉はこちら、コスパよく玄米特有の癖もないので、初心者さんにもおすすめです。
❶ 耐熱容器に卵、黒糖、米油を入れ泡立て器でダマがなくなるまで混ぜ合わせる。
❷ 無調整豆乳を加えて混ぜる。
❸ 玄米粉とベーキングパウダーを加えて、混ぜ合わせる。
❹ 600Wで3分30秒加熱し(ラップなし)、容器から外して粗熱が取れたら出来上がり。
無調整豆乳は牛乳でも可(少し甘さが増します)、玄米粉は白米の米粉で代用可能、米油は癖のない油(太白胡麻油・無臭ココナッツオイル等)に置き換えできます。
塊の黒糖を使う場合は、レンジで少し温めると崩しやすくなりますので予め粉状にしてから使ってください。(加熱しすぎると溶けてしまうので注意)
乾燥しないようラップで包むか密閉容器に入れて保存すれば、次の日までおいしく食べられます。
使用した器は「サタルニア」チボリシリーズのデザートプレート、ワンプレートごはんにぴったりの使いやすいサイズです。
サトウキビの搾り汁を煮詰めて冷やし固めただけの黒糖は、精製された砂糖にはないミネラルやビタミンB群が豊富に含まれているのが特徴です。
ミネラルの中でも特に多く含まれているのがカリウム、血圧を下げむくみを改善する作用があります。
また、黒糖特有の栄養成分「フェニルグルコシド」には糖の吸収を抑制する効果があり、急激な血糖値の上昇を抑えることができます。(お砂糖なのに…不思議ですよね)
あら、なんだか良いことだらけ!な黒糖ですが、入れたら最後ぜーんぶ黒糖味になってしまうのがデメリットでしょうか。
癖強めでオールラウンダーという訳にはいかないのですが、疲れた時にそのままつまむもよし、お家で食べる気軽なおやつに使うもよし、是非普段の食事にも取り入れてみてください。
ボウルに計りながら入れて混ぜるだけ、所要時間5分で出来る黒糖玄米粉蒸しパンをご紹介しました。
黒糖の効果は前途の通り、ここに玄米の糖質と栄養素、卵と豆乳のタンパク質が加わって、おやつはもちろん朝ごはん代わりに食べてもしっかり栄養の摂れる完全栄養食蒸しパンです。
混ぜてチンしただけとは思えないほどしっとりふわふわ、冷ますとむっちり感が増して更においしい!
コーヒーや牛乳はもちろん、黒糖の風味が紅茶や緑茶にも合うので、急な来客でお茶菓子がない時もサッと作って出せて重宝しているレシピです。
油分も少ししか入れていないので、意外と脂質が高い市販の蒸しパンより気軽にいただけますよ。
今日のおやつに迷った時は、完全栄養食蒸しパン、おすすめです。