玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、とうもろこしの甘みとナンプラーの塩気が癖になるエスニックなとうもろこしご飯です。
玄米ごはん … 300g
とうもろこし … 1本
にんにく … 1片
万能ネギ … 1本
米油 … 小さじ2
ナンプラー … 小さじ2
ブラックペッパー … 適量
❶ とうもろこしは、皮ごと耐熱皿に乗せ電子レンジに入れて600Wで4分加熱。レンジから出し皮を剥いて半分に折り、包丁で実をこそげ取る。
❷ にんにくはみじん切り、万能ネギは小口切りにする。
❸ フライパンに米油を熱し、にんにくを入れて香りが立ったら、玄米ごはんを加えて全体に油が回るよう炒める。
❹ とうもろこしを入れて軽く炒めたら、ナンプラーを加える。味を見て塩気が足りなければ塩(分量外)で味を整える。
❺ 最後に万能ネギを入れ、ブラックペッパーをたっぷりかけたら出来上がり。
ナンプラーとにんにくのみのシンプルな味付けを際立たせるために、最後のブラックペッパーは躊躇なくたっっぷりかけてください。
万能ネギをパクチーに置き換えると、エスニック感増し増しでおいしいです!お好きな方はぜひパクチーで作ってみてください(苦手な方が多いので、おとなしめに万能ネギを使用)
冷えてもおいしいので、おにぎりにしてお弁当にするのもおすすめです。
お米ととうもろこしの組み合わせは、芯の出汁を活用してお塩で炊く「炊き込みご飯」が定番ですよね、白米の混じり気のない甘みにはこの方法が一番シンプルでおいしいです。
白米より香ばしく粘りの少ない食感が特徴の玄米は、シンプルすぎると玄米の主張が強く味がバラけがち、一癖足してあげた方がより味がまとまっておいしくなります。
薬味(ネギ類、大葉、茗荷、生姜、にんにく等)や魚醤(ナンプラー、いしる等)辛味成分(豆板醤、七味、コチュジャン等)など、少しの癖を追加してみてください。
今回のレシピ、調味料はナンプラーのみですが、にんにく、ブラックペッパー、万能ネギと3癖を足したことで、とうもろこしの甘みと玄米の香ばしさが口の中で弾ける夏らしい炒飯になりました。
とうもろこしの季節もそろそろ終盤、今しか食べられない旬の食材を楽しみましょう!