玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、山盛りのニラが夏バテに効くスタミナ玄米チャーハンです。
玄米ごはん … 150g
卵 … 1個
釜揚げしらす … 大さじ1
ニラ … 30g
ごま油 … 小さじ1
醤油 … 小さじ1
中華顆粒だし … 小さじ1/2
胡椒 … 適量
❶ ニラは1cm幅に刻み、卵は溶いておく。
❷ フライパンにごま油を熱し、溶き卵を入れ崩しながら炒めたら、玄米ごはんを加え全体に油が回るまで炒める。
❸ しらすを加えて混ぜ合わせ、中華顆粒だしと醤油、胡椒で味を整える。
❹ ニラを加え、10秒程炒めたら出来上がり。
ニラは炒めすぎるとパラパラチャーハンがべちゃっとしますので、水分が出ないようサッと混ぜ合わせてください。
ニラの量はお好みで倍量くらいまで増やしても問題ありません。
ふっくら香ばしいしらすとニラの辛みが爽やかなチャーハン、釜揚げしらすを使いましたが「ちりめんじゃこ」でもおいしくできますよ。
少し前までニラはあまり買わない野菜でした、炒めるか鍋に入れるか…使い道があまりないなぁと。
それが生で食べられると知ってからというもの、薬味感の沼にハマるハマる!
ニラソースにしたり、ナムルにしたり、チャーハンにもほぼ生の状態で入れるとべちゃっとしなくておいしいことに気がつきました。
ニラは緑黄色野菜の中でも体内でビタミンAに変換され皮膚や粘膜を維持する「βカロテン」の含有量がトップクラス。
抗酸化作用のある「ビタミンE」や体内の水分コントロールに欠かせない「カリウム」も豊富です。
ニラの辛みの元である「アリシン」には疲労回復効果があり、バテ気味の酷暑にもぴったりの野菜。
そんなニラに、卵のタンパク質、しらすのカルシウム、玄米を合わせた栄養凝縮スタミナチャーハンをご紹介しました。
物価高騰の波にのまれてスーパーでため息ばかりついている今日この頃ですが、ニラは比較的低め安定の優等生、お買い物際はニラを1束追加してお安く栄養を補給しましょう!