玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、東洋ライスの「金芽ロウカット玄米」と香ばしいイカをナンプラーで炊き上げる、エスニックな炊き込みご飯です。
ロウカット玄米 … 2合
水 … 450ml
ロールイカ … 100g
筍の水煮 … 60g
米油 … 小さじ1
ナンプラー … 大さじ2
みりん … 大さじ1
パクチー … たっぷり
ブラックペッパー … たっぷり
レモン果汁 … 適量
東洋ライス株式会社の「金芽ロウカット玄米」を使用、白米同様に炊けて癖も少なく玄米初心者さんでもおいしく食べられます。
❶ ロウカット玄米に水を加え、最低30分〜1時間しっかり浸水させる。
❷ 筍の水煮は食べやすい大きさに切る(今回は千切りを使用)、イカは1〜2cm角に切る。
❸ フライパンに米油を熱し、切ったイカを入れ軽く焼き目が付くまで炒める。
❹ 浸水させたロウカット玄米の上に、筍の水煮と焼いたイカを乗せる。
❺ ナンプラーとみりんを加え、炊飯する。
❻ 蒸らし終わったら天地返しをし、パクチーとブラックペッパーをたっぷりかけ、お好みでレモンを絞って出来上がり。
ロールイカを使用しましたがイカの種類や部位は問いません、ゲソ部分でもおいしいです。
玄米とイカの焼き目の香ばしさが良く合うので、少し面倒かもしれませんが必ず焼き目を付けてから炊飯してください。
ロウカット玄米以外の玄米を使用する場合、使用する玄米に合わせた水加減にしてください。
パクチーたっぷりがおいしいですが、苦手な方は万能ネギでもOK、レモンをキュッと絞るとよりおいしくいただけます。
食べた瞬間「クセが強いんじゃ!」とノブさんの声が聞こえてきそうな、ナンプラー炊き込みご飯をご紹介しました。
エスニック系のご飯物には、ジャスミンライスやタイ米のように粘りの少ない玄米がよく合います。
玄米を食べ続けて8年、様々な玄米を食べ比べてきましたが、中でもロウカット玄米のさっぱり感はエスニック料理にうってつけ!
ナンプラーで炊き込むなんて、あまりに強引じゃないかと思われるかもしれませんが、炊飯後は香りがまろやかになって塩気が効いたおいしい炊き込みご飯になります。(ちなみに炊飯中の蒸気はものすんごくナンプラーです)
是非、パクチーとブラックペッパーとレモンでさっぱりと召し上がってください。
爽やかなのに旨味が溢れてお箸の進む味ですが、ロウカット玄米は白米に比べて糖質が約32%オフ、カロリーも約30%オフ、低脂質な炊き込みご飯なので、おかわりもできちゃいますよ。