玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、東洋ライスの「金芽ロウカット玄米」で作る、たっぷりのオリーブに甘い人参がアクセントの洋風炊き込みご飯です。
ロウカット玄米 … 2合
水 … 450ml
オリーブ … 20粒(60g程度)
人参 … 60g
ニンニク … 1/2個
オリーブオイル … 大さじ1
オリーブの漬け液 … 大さじ1
塩 … 小さじ1/2
ブラックペッパー … 適量
東洋ライス株式会社の「金芽ロウカット玄米」を使用、白米同様に炊けて癖も少なく玄米初心者さんでもおいしく食べられます。
❶ ロウカット玄米に水を加え、最低30分〜1時間しっかり浸水させる。
❷ 人参は粗みじんに、ニンニクはみじん切りにしておく。
❸ 浸水させたロウカット玄米に、オリーブとニンニク、オリーブオイル、オリーブの漬け液、塩を加えて炊飯を始める。
❹ 炊飯終了の10分前に、人参を追加する。
❺ 炊飯後、蒸らし終わったら天地返しをしてブラックペッパーを振ったら出来上がり。
人参は食感と風味を残すために、必ず炊飯の途中で追加してください。(最初に入れると溶けていなくなってしまいます)
オリーブはグリーンオリーブでもブラックオリーブでもかまいません、ゴロっとした存在感があった方がおいしいので刻まず丸ごと入れましょう。
ロウカット玄米以外の玄米を使用する場合、使用する玄米に合わせた水加減にしてください。
お好みでパルメザンチーズをたっぷり振ると、食べ応えがアップします。
使用した器はサタルニアのボウル、スープやサラダにもぴったりで出番の多い器です。
ロウカット玄米のさっぱりした味わいに、塩漬けオリーブの深みと人参の甘味が引き立つ洋風炊き込みご飯をご紹介しました。
具沢山で味のついた炊き込みご飯は、玄米を食べ慣れていない初心者さんにおすすめの調理法です。
和風かほんのり中華になりがちな炊き込みご飯ですが、洋風に仕上げるとそのままピラフ風に食べるのはもちろんのこと、ソテーやムニエルなど洋のおかずと合わせると一気に食卓が豪華になります。
パーティー料理の一品としてもおすすめ、珍しい組み合わせと見た目の華やかさで、炊き立てをお出しすると喜んでもらえますよ。
地味なイメージの玄米も、特有の食感や風味を活かすように料理すると、自ずとちょこっと癖のあるおしゃれな味に仕上がります。
玄米レシピに困ったときは、王道から少し道を外れてみると意外な正解が見つかるかもしれません、是非味の寄り道をしてみてくださいね。