玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、塩サバをたっぷりの紅白なますとパクチーで食べる、ベトナムのファストフード「バインミー」風玄米サラダです。
玄米ごはん … 150g
塩サバ … 1切れ(約120g)
レモン果汁 … 小さじ2
スイートチリソース … 大さじ半〜1
パクチー … 好きなだけ
【ベトナム風なます】
大根 … 100g
人参 … 60g
塩 … ひとつまみ
酢 … 大さじ1
砂糖 … 小さじ2
ナンプラー … 小さじ1
レモン果汁 … 小さじ1
スイートチリソースがない場合は、耐熱容器に下記の材料を入れてよくかき混ぜ、600Wで(様子を見ながら)1分加熱してください。
【スイートチリソース】
酢 … 大さじ1
砂糖 … 大さじ1
豆板醤 … 小さじ1/2
片栗粉 … 小さじ1/4
水 … 小さじ1
❶ 大根と人参は皮を剥いて千切りにし、塩を振り10分程置いてしっかり水気を絞る。(ベトナム風なますのレシピは倍量です)
❷ 水気を絞った大根と人参に、酢、砂糖、ナンプラー、レモン果汁を加えて和えておく。
❸ 塩サバはグリルでしっかり焼く。
❹ 焼き上がったら、熱いうちに大きめにほぐしながら骨を取り除き、レモン果汁で和える。
❺ 玄米ごはんの上に、ベトナム風なます(出来上がりの半量)、塩サバを順に乗せ、たっぷりのパクチーを散らしたら最後にスイートチリソースをかけて出来上がり。
ベトナム風なますのレシピは、1人分では作りにくいため倍量(2人分)です、そのまま食べてもとってもおいしいので、副菜としてご活用ください。
パクチーはたっぷりがおすすめ、実際は写真の倍くらい乗せて食べています。
スイートチリソースがない場合は、豆板醤があればレンジで簡単に手作りできます。(材料欄参照)
使用した器は「石川硝子工藝舎」石川昌浩氏の面取鉢、吹きガラスの優しく涼しげな佇まいがお気に入り、蕎麦猪口としても使えます。
バゲットに、紅白なますとパテと香菜を挟んだベトナムのサンドウィッチ「バインミー」。
本場ではレバーペーストを塗るのが主流ですが、鯖で作るレシピを見て「お米に合いそう!」とライスサラダに転用したレシピをご紹介しました。
ジューシーな塩サバに、酸っぱいベトナム風なますとパクチーの香りが夏らしく、脂質は鯖の油のみでヘルシーなのも嬉しいメニューです。
魚醤(ナンプラー)やチリソースなど、独特の香りや酸味辛味が特徴のエスニック料理と、白米よりも粘りや甘みが少なくさっぱりした味わいの玄米は、間違いない味になる良いコンビ。
ベトナム料理は野菜たっぷりなので、食欲のない夏にもモリモリ食べられます。
なますを作ったら塩サバをグリルで焼くだけなので、火を使いたくない暑い日にもおすすめ、お米と野菜とタンパク質しっかり摂取して夏を乗り切りましょう!