玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、業務スーパーのタヒニとはちみつを使ってしっとり濃厚に仕上げた、グルテンフリーの玄米粉パウンドケーキです。
玄米粉 … 100g
ベーキングパウダー … 4g
米油 … 30g
甜菜糖 … 30g
はちみつ … 30g
タヒニ … 50g
卵 … 2個
炒りごま … 適量
玄米粉はこちらを使用、半年前は800円台でしたが値上げの波がじわじわと…それでも変わらず一番お気に入りの玄米粉です。
タヒニは業務スーパー(神戸物産)で購入、料理の味付けやソースにドレッシング、お菓子作りにも使えて重宝しています。
楽天やAmazonで購入すると割高ですが、業務スーパーで購入すると400円前後です。
❶ ボウルに、米油、甜菜糖、はちみつ、タヒニを入れ、泡立て器でよく混ぜ乳化させる。
❷ 卵を加えてよく混ぜる。
❸ 玄米粉とベーキングパウダーを入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる(もたっとした重たい生地ですがご心配なく)
❹ 生地をパウンド型に流し入れて炒りごまを振りかけ、オーブンを180℃に余熱し始める。(その間生地を休ませる)
❺ 180℃に余熱したオーブンで30分焼く。
❻ 焼き上がったら型から外し、粗熱を取ったら出来上がり。
はちみつを使用しているため、1歳未満のお子さんには与えないでください。
タヒニは練りごまでも代用可能、テクスチャーが硬めの場合は米油を増やして固さを調整してください。
甜菜糖は白砂糖や他の糖類に置き換え可能、米油は癖のない油(太白胡麻油・無臭ココナッツオイル等)に置き換えできます。
優しい甘さのレシピですが、甜菜糖を10〜20g増やしても甘くておいしいです。
米粉は水分を吸うとしっとりした仕上がりになるので、あえて型に入れてからオーブンの余熱を始めています、焼き始めて20分経ったら様子を見て、焦げそうならアルミホイルをかぶせてください。
抗酸化作用のあるごまにはちみつと卵と玄米、お砂糖や米油も入っていますが市販のお菓子に比べるとなんてことはない量、栄養をギュッと凝縮したようなパウンドケーキをご紹介しました。
今回使用した「タヒニ」と「練りごま」の違いは加熱の有無で、タヒニは生ごま、練りごまは炒りごまをペースト状にしたものです。
香ばしさや色に違いはありますが、焼き菓子に使う場合は加熱することになるのでどちらを使っても大きな違いはありません。
玄米粉は、加熱すると玄米特有の風味が消え白米の米粉と同等の仕上がりになるので、米粉レシピを玄米粉に置き換えれば、誰でも気軽に玄米を取り入れることができます。
せっかく食べるならより身体に良いものが食べたいなという時にでも、米粉レシピを応用して玄米粉のおやつ作りに挑戦してみてくださいね。