玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日は「7号食ダイエット」を飽きずに続けるためのアレンジレシピをご紹介します。
もくじ
7号食ダイエットは、玄米のみの7号食で過ごす10日間と回復食で過ごす4日間、合計14日間で構成されます。
7号食ダイエットの詳しい方法はこちらをご覧ください。
10日間は玄米と胡麻塩と梅干しで過ごすので、忍耐力に自信がある方でも飽きてくるのは当然のこと、限られた食材を最大限に活かして、飽きない工夫をしましょう。
10日間おかずもお味噌汁も食べられません、まずはご自身が「おいしい」と思える玄米を選ぶこと、これがなにより大切です。
個人的なおすすめは、白米と同様に炊けて癖が少ないロウカット玄米です。
原材料が玄米のみの玄米餅も食べられます。
同じ玄米でもお餅になっただけで全く味わいが違いますので、味変に最適です。
玄米餅は白餅に比べて高価ですが、玄米しか食べられない時こそ色々買って食べ比べる贅沢をしてみるのもありだと思います。
原材料が玄米と玄米麹のみの玄米甘酒も食べられます。
食欲がない時のエネルギーチャージにもおすすめ、7号食中の質素な味に慣れた身体には、開眼っ!しそうなほど甘く感じます。
そのまま飲むなら希釈タイプで大丈夫、アレンジに使うなら濃縮タイプを選んでください。
粒タイプと濾しタイプがありますがお好きな方を、両方用意してもいいですね。
梅干しは梅と塩で作られたものに限ります。
塩、胡麻(炒り胡麻・すり胡麻)も無添加のみ可、妥協せずケチらず良いものを選んでください、おいしさが全く違います。
胡麻は白胡麻でも黒胡麻でもOK、無添加であれば市販の胡麻塩でも問題ありません。
玄米、玄米餅、玄米甘酒に、塩、胡麻、梅干しの調味料、基本の食材だけでおいしく食べられるアレンジレシピを8つご紹介します。
わたし自身が7号食時に一番食べているのがこの玄米粥、生米ではなくごはんから作るので時短且つ簡単です。
7号食中はどうしてもお味噌汁への禁断症状が出るのですが、これを食べていると心が落ち着くんです、汁気って大事。
ただし咀嚼回数が少なくなりがちなので、よく噛むこと忘れないよう注意してください。
胡麻塩かけて食べるのと何が違うんだと言われそうですが、7号食中はただ焼いただけのこの焦げ目さえも旨味になるんです。
外で食べる必要がある時も、冷めてもおいしく食べられるのでおすすめです。
胡麻塩からの梅胡麻、焼き目の香ばしさと梅干しの塩気、胡麻の香りが融合して食欲をそそります。
この焼きおにぎりは、7号食関係なく好きでよく食べている逸品。
レンジで柔らかくした玄米餅がトロっとして、乾いた口に優しい梅茶漬けです、何度も言いますが汁気って大事。
あっつあつで梅干しを崩しながらお餅に絡めて食べると身体に沁みます。
お餅にはお醤油を…かけたいところですが、すり胡麻とお塩でいただきます。
しっとりとしたすり胡麻の甘味がシンプルな和菓子のよう、選択肢が少なくても胡麻の形状が変わるだけで立派な味変になります。
玄米餅を長めに加熱し水分を飛ばすことで、あられ風の食感になります。
小腹が空いた時に、お塩をちょんとつけながら食べると、ちょっとしたおやつに。
濃い目に作った甘酒に、玄米餅あられを投入したお汁粉風のスイーツ。
塩気に飽きた時の救世主玄米甘酒、そのまま飲んでもおいしいですが、お餅を入れると食べ応えがあり満足感が得られます。
あんこ…はないですが、半殺しにした甘いごはんとすり胡麻の甘味で、立派におはぎ!です。
白胡麻と黒胡麻の2種類を一口大で作り、タッパーに詰めれば外出時の非常食になります。
同じものを14日間食べ続ける7号食ダイエットは、メンタル的にあまり良いものとは言えません。
ですが、食に対して億劫になっている時や、逆に異常なまでに執着している時に、味覚をリセットして食事をおいしく食べられるようになる方法としては有効です。
せっかくリセットするのに、メンタルを病んでは意味がないので、おいしく食べられるアレンジレシピをご紹介しました。
ダイエット中に限らず「食べ過ぎたな」という時に1食だけ玄米おにぎりにする、「小腹すいたな」という時もお菓子を食べずに玄米餅を食べるなど、普段の食事の調整役として上手に7号食を取り入れましょう。
普段の食事はこちらでご紹介しています。
なお、玄米手帖では味覚のリセットを目的とした「3日間リセット」をおすすめしていますので、興味のある方は挑戦してみてくださいね。
まずは玄米ライフをはじめてみましょう!