玄米手帖は「心と身体においしい玄米ライフ」がテーマのライスライフマガジン、お米好き編集長の宝達忍が玄米食の魅力をお届けします。
本日のおいしい玄米レシピは、材料切って混ぜるだけの超簡単レシピ、サバの水煮缶で作るナスとゴーヤの冷や汁です。
ナス … 1本
ゴーヤ … 1/2本
サバ水煮缶 … 1缶(150g)
味噌 … 大さじ2と1/2
すり胡麻 … 大さじ2
生姜 … 1片
水 … 400ml
大葉 … たっぷり
みょうが … たっぷり
七味唐辛子 … お好みで
冷たい玄米ごはん … 好きなだけ
❶ ナスは薄く半月切りにして塩水に10分程漬ける。ゴーヤは縦半分に切り種とワタを取ったら、薄切りにして塩を振り軽く揉む。生姜はすりおろしておく。
❷ ボウルにサバ缶を汁ごと入れ、大きな塊を軽く崩す。
❸ 味噌、すり胡麻、生姜を加え、サバ缶の水分を利用して味噌をある程度溶いたら、全体を混ぜ合わせながら水を加える。
❹ 塩水から上げキッチンペーパーで水分を取ったナスと、塩もみしたゴーヤを絞って加えて混ぜる。
❺ 冷蔵庫で冷やしたら、冷やごはんの上からたっぷりとかけ、刻んだ大葉とみょうが、お好みで七味唐辛子を振って出来上がり。
ナスは塩もみするより、塩水にさらした方が歯応えが残り変色も防げます。
ゴーヤの苦味が苦手な場合、塩もみ後軽く流水でもみ洗いしてから絞ってください。冷蔵庫で一晩寝かせるとゴーヤに味が馴染んで食べやすくなります。
「ねりごま」や無糖の「ピーナッツペースト」が冷蔵庫にある方は、大さじ1加えるとさらにコクが出ておいしいです!
アジの干物をほぐし、きゅうりとお豆腐を入れるのが王道の冷や汁ですが、サバ缶でお手軽にそして玄米に合うよう少し癖のある夏野菜をどっさり入れた大人の冷や汁をご紹介しました。
麦飯にかけて食べていた、と言われている宮崎県の郷土料理である冷や汁。
麦飯同様に粘りの少ない玄米は、必要以上にふやけないので汁物に合わせてサラっと食べるのにぴったりなんです。
シャキシャキのゴーヤにナスのモキュっとした食感、サバの旨味と味噌と胡麻の風味が合わさって、最高に爽やかな一品。
ぜひ大葉とみょうが山盛りで、ピリッと辛い七味もかけて、とことん大人味で召し上がってください!
食欲がない時は、玄米を少なめにして崩したお豆腐を入れると、あっさりさっぱり食べられますよ。